2024年3月出演情報
そろそろ、月刊スケジュールなんかじゃなく、気ままな更新ってことにしてしまおうかと思っています。笑 もう無理笑
ズボラですみません。皆様こんにちは。
3/9は、タイミング的にほとんど宣伝もできなかったので、「お客さん10人くらいかなあ。それならいっそ、お茶(酒)会にでもしてしまおうか」なんて冗談めかして思ってました笑。
でも、蓋を開けてみたらびっくり完売でした!
ファゴットの演奏を聴いてみようと思ってくれる方がこんなにいるなんて、夢にも思いませんでしたが、今回改めて、ありがたいなあ、お客様に生かされている仕事なんだなあと感じることができました。
コンサートでは、演奏したり、喋ったり、もう終始頭真っ白パニック状態な訳ですが、ふとした瞬間にふんふんと興味深そうに聴いてくれているお客様の姿が視界に入ると、「よかった、この方はこの時間を楽しんでくれているようだ」と救われるような気分でした。
共演を快諾してくれた、フルートの中川佳子さんと、ピアニスト矢野百華さんには感謝しきれません。ゲストの割にガンガン吹かせてしまった佳子さんには、「これで京響ファゴット全員と共演したんだけど、ヒロシ一番よかったよ!」と優しいお言葉をいただき。(ヴィラロボスは、本番だけ(強調)、私発狂しましたが。...。)
矢野さんも、ファゴットの伴奏って実はかなり難しい分野なのですが、良いバランスで演奏しつつ、作品の要所を的確におさえた弾きぶりに、本番中何度も助けられました。「チックコリアで、立ってピアノを演奏したのは初めてでした」のコメントもよかったですね。
パガニーニは、YouTubeにあがってしまっている以上、どれどれと観に来た方もいるでしょうから、プレッシャー以外の何物でもなかったのですが、やっぱり生の本番一発で完璧に吹くことは難しくて、もう、笑って許して〜の世界でした(号泣)
まだ二十歳そこそこの頃、芸大の旧奏楽堂で聴いた、ローラン・ルフェーブルの、あの凄まじいパガニーニというのは、一生忘れられないインパクトで、いつかあんなふうに吹けたらかっこいいだろうな...と思ってはいましたが、なかなか簡単にはいかないものですね。
特にここ数年は、練習しすぎると逆にミスが増えたり、指の動きが悪くなって吹けなくなる病にかかってしまい、難しい調整を求められています。若い頃は、練習すればするほど、しっかり上達した感触があったのですが汗
ハイトーン用のボーカルについては、特注のYAMAHA Pボーカル(フラットベント)を長年使っています。が、そろそろ新しいものも使ってみたくて、情報を仕入れたのでお試ししてみようと思います。良かったらまたいつか紹介しますね。
何はともあれ、終演後のお見送りでは、ファゴットのことについてご質問をくれる方や、ファンになりましたなんて言ってくれる方など、皆さんにこやかにお話ししてくれて、やって良かったなあと感じました。
というわけで、もう半分すぎてしまいましたが三月出演情報です
2024年3月出演情報
①京響定期
3/15,16
②オケディス
3/24
③右京ふれあい文化センター木5
3/25
④日本センチュリー交響楽団:運命&カルミナブラーナ
3/31
今月のおまけ
ハンドレスト新調。なんとかローズウッド。笑
頭が大きく反っているので、ノーマルのものより手がしっかりホールドされて良い感じ。
その他、グラナディラ、キングウッド、スネークウッド等色々あったので、ご興味ある方は渋谷のノナカダブルリードギャラリーまでお問い合わせください。
トロンボーンの哲さん、教授になるから京響辞めるってよ。てことで5号楽屋チームの追いコン。
神吉さんに命令されて作らされました。私は悪くありません。
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